誰かに何かをお願いする時に「Could you~?」と「Would you~?」のどちらを使えばいいか迷うことがあります。
本記事では、〜していただけますか?「Could you~?」と「Would you~?」の違いをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
〜していただけますか?「Could you~?」と「Would you~?」の違い

- 「Could you~?」:能力や可能性を尋ねる「〜できますか?」
- 「Would you~?」:相手の意志や意向を尋ねる「〜していただけますか?」
このような違いがあります。
「Could you~?」を使った具体例
「Could you~?」は、相手がその行動を物理的に行えるか、または都合がつくかといった能力や可能性を丁寧に尋ねているニュアンスです。
これは「can」(〜できる)の丁寧な形だと考えると分かりやすいでしょう。
Could you help me carry this box?
この箱を運ぶのを手伝っていただけますか?(能力的に)
能力的に手伝うことができるか、そして都合がつくかを確認しつつ助けを求めているということが分かります。
「Would you~?」を使った具体例
「Would you~?」は、相手の意志や意向、希望を丁寧に尋ねる表現です。
その行動を「するつもりはありますか」という相手の気持ちに焦点を当てた依頼になります。
これは「will」(〜するつもりだ)の丁寧な形だと考えると分かりやすいでしょう。
Would you help me carry this box?
この箱を運ぶのを手伝っていただけますか?(意志があるか確認)
また、「Would you like to ~?」という形にすると、「〜したいですか?」という相手の希望を尋ねるニュアンスが強まります。
Would you like to have some tea?
お茶はいかがですか?(お茶が欲しいですか?)
もし、ここで「Could you have some tea?」にすると「お茶を飲む能力はありますか?」「お茶を飲む可能性はありますか?」という意味になり不自然に聞こえます。

最後まで読んでくださりありがとうございます!