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【初心者向け】mixhostからエックスサーバーへ移行する方法【完全版】

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【初心者向け】mixhostからエックスサーバーへ移行する方法【完全版】

先日mixhostからエックスサーバーへWordPress(ブログ)移行が完了し、快適なブログライフを送っています。

エックスサーバーに移行してみたいけれど、大変だよね?

移行する時の細かい設定が分からない!

mixhostからエックスサーバーへの移行は、さまざまなサイトやページを行き来して調べることにとても苦労しました。

筆者のような初心者でも理解できる、細かい解説付きの移行方法が書かれた記事があれば便利だろうなあ…

ということで、本記事では

  1. 移行する時の注意点や事前準備
  2. mixhostからエックスサーバーへの移行方法
  3. 移行完了後に行うこと

この3つを詳しく解説したサーバー移転のための完全版を作りましたので、ぜひ参考にしてみてください。

contents

移行する時の注意点や事前準備

mixhostからエックスサーバーへ移行する時は、

  • サーバー移転前にmixhostを解約しないよう注意する
  • バックアップをとる

必要があります。

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サーバー移行前にmixhostを解約しない

mixhostからエックスサーバーへ移行する際は、mixhost側で行わなければならない作業があるため、すぐに解約しないでください。

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バックアップをとる

あなたが普段お使いのプラグインで、バックアップをしておきましょう。

バックアッププラグイン例
  • BackWPup
  • UpdraftPlus

今回は、「BackUPup」というプラグインでバックアップを行います。

BackWPup - WordPress Backup Plugin

WordPressの完全自動バックアップを予約します。保存するコンテンツ(Dropbox、S3など)を指定できます。これは無料版です

作者: Inpsyde GmbH
出典:WordPress

バックアップするデータの設定を行うため、左のサイドバーから「新規ジョブを追加」メニューを開きます。

BackWPup
・ダッシュボード
・ジョブ
◎新規ジョブを追加
・ログ
・バックアップ
・設定
・紹介
<メニューを閉じる
出典:WordPress
BackWPup > ジョブ: 202306
一般

ジョブ名
このジョブの名前: 202306

ジョブタスク
このジョブは...

◎データベースのバックアップ
◎ファイルのバックアップ
・WordPressのXMLエクスポート
◎インストール済みプラグイン一覧
・データベーステーブルをチェック
出典:WordPress
ジョブの宛先

バックアップファイルの保存方法
◎フォルダーへバックアップ
・メールでバックアップを送信
・FTPにバックアップ
・Dropboxにバックアップ
・S3サービスにバックアップ
・Microsoft Azureにバックアップ(Blob)
・Rackspaceのクラウドファイルにバックアップ
・SugerSyncにバックアップ

ログファイル
ログの送信先メールアドレス
メールの送信元
エラー

変更を保存
出典:WordPress

以下のように設定しましょう。

このジョブの名前お好きに決めていただいてOKです。
ジョブタスクデータベースのバックアップ
ファイルのバックアップ
インストール済みプラグイン一覧
バックアップファイルの保存方法フォルダーへバックアップ

その他の箇所は変更しなくてOKです。

変更を保存し、「ジョブ」メニューからバックアップ(=今すぐ実行)してください。

BackWPup > ジョブ

202306
編集|コピー|削除|今すぐ実行

タイプ
・BDバックアップ
・ファイル
・プラグイン

宛先
フォルダー
出典:WordPress

バックアップが完了したら、「バックアップ」メニューからファイルをダウンロードしてください。

BackWPup > バックアップ アーカイブを管理

ファイル
2023....zip
削除|ダウンロード
出典:WordPress

トラブルが起きた時に復元できるよう、バックアップファイルはサーバー移行が終わるまで大切に保管しましょう。

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mixhostからエックスサーバーへの移行方法

mixhostからエックスサーバーへ移行する工程は全部で9つあり、筆者は以下の順番で手続きを完了しました。

  1. エックスサーバーで新規申込をする
  2. ドメイン永久無料特典を受けるために本契約をする
  3. 独自ドメイン永久無料特典の申請をする
  4. 独自ドメインの移管申請をする
  5. Whois代理公開設定をする
  6. ドメイン設定で移管した独自ドメインを追加をする
  7. 無料独自SSLの設定をする
  8. WordPress簡単移行をする
  9. ネームサーバーを変更する

とても大変ですが、おおよそ3日間で終えることができます。

筆者は金・土・日で移行しました。

なお、ネームサーバーは最後に変更してください。

すぐにエックスサーバーのネームサーバーにしてはいけない理由は?

ネームサーバーの変更に関する注意

無料独自SSLの設定およびサーバーデータの移行作業が完了するまでは、移行するドメイン名のネームサーバーを変更しないようにご注意ください。
SSL設定やサーバーデータの移行作業が完了する前にネームサーバーを変更すると、一時的にサイトが見られなくなる可能性があります。

無料独自SSL設定 – Xserver レンタルサーバー

変更する順番を守らないと、自サイトに障害が出るおそれがあるからです。

それでは、1つずつ細かく解説していきます。

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1. エックスサーバーで新規申込をする

はじめに、新規申込(エックスサーバーのアカウント登録)を行います。

PR

サーバー契約内容は、以下の通りに設定してください。

サーバー契約内容
サーバーID:xs1234567

プラン:
①スタンダード
月額990円〜
実質495円〜

②プレミアム
月額1,980円〜
実質990円〜

③ビジネス
月額3,960円〜
実質1,980円〜

WordPressクイックスタート(任意)
ドメインを取得してすぐにWordPressブログを始められる!
本オプションに関するご注意:
・お支払い方法はクレジットカード払い・翌月後払いのみとなります。
・お申し込みと同時にサーバー料金のお支払いが発生します。
・10日間無料のお試し期間はありません。
・サーバーの移転には対応していません。
□利用する

Xserverアカウントの登録へ進む
出典:エックスサーバー
サーバーIDお好きに設定していただいてOKです
プランお好きなプランでOKです
WordPressクイックスタート利用するにチェックを入れないでください

新規にWordPressを開設する必要はないため、チェックは入れずにエックスサーバーのアカウントの登録へ進んでください。

その後の手順は以下の通りです。

  1. Xserverアカウント登録に必要な情報を入力する
  2. 登録したいメールアドレスに確認コードが届く
  3. 確認コードを入力すると、必要情報の確認画面に切り替わる
  4. 正しい内容か確認できたらSMS・電話認証へ進む
  5. SMSに届いた・電話で聞いた確認コードを入力する

申し込みが完了すると、登録したサーバーのトップページに進みます。

お申し込みが完了しました。
最短数分から最大24時間で「サーバーアカウント設定完了」
お申し込み内容をもとにサーバーアカウントを作成し、「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」というタイトルのメールを送付いたします。こちらのメールがお手元に届いたら、無料お試し期間(10日間)のスタートです。

「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」が届かない場合
当該メールが迷惑メールとしてゴミ箱などに入っていないかお確かめください。迷惑メールフォルダ等にもメールがない場合、カスタマーサポートまでご連絡ください。
出典:エックスサーバー

これでエックスサーバーにアカウントを開設できました。

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2. 独自ドメイン永久無料特典を受けるために本契約をする

今回は、ドメインは変更せずそのままの状態でドメインやサーバー移行を行います。

ここで、独自ドメインの移管申請をする前に、先に独自ドメイン永久無料特典(※条件あり)を受けるためにサーバー契約(本契約)をします。

順番を間違えないで!
  • 独自ドメイン移管申請→独自ドメイン永久無料特典の申請
  • 独自ドメイン永久無料特典の申請→独自ドメイン移管申請

実は、順番を間違えるとドメイン移管料金を支払うことになります。

順番を間違えた時にどうなるのか画像で解説しています

1. 独自ドメインの移管申請を行うために、「移管申請」から移管したい独自ドメインを入力します。

Xserverドメイン移管お申し込み
>新規取得
>一括取得
>移管申請(登録事業者の変更)

移管をご希望のドメイン名を入力してください。
http://www.などは付けず、独自ドメイン名のみをご入力下さい。
※ドメインは半角英数字とハイフンでご入力ください。「.com」「.net」「.jp」「都道府県.jp」は日本語での入力も可能です。
※日本語ドメインのお申し込みは、「.com」「.net」「.jp」「都道府県.jp」のみ承っております。

移管したいドメインを改行区切りで入力
example.com
example.net
出典:エックスサーバー

2. 移管したい独自ドメインを選択すると、移管価格1,298円/年が表示されました。

検索結果
移管するドメインにチェックを付け、手続きをお進めください。

ドメイン
satoblog.com
認証コード(auth code)
価格 1298円/年

□「利用規約」「個人情報の取り扱いについて」に同意する

ドメイン検索画面に戻る
お申込み内容の確認とお支払いへ進む
出典:エックスサーバー

独自ドメインが無料にはならないことが分かったため、先に本契約が必要になります。

この時点ではまだ各種特典お申し込みの中に「独自ドメイン永久無料特典」は表示されていません。本契約が終わると表示されます!

今回は独自ドメイン永久無料特典を受けることを前提で解説いたします。

それでは、本契約を行いましょう。

サーバーのトップページ上部にある「料金支払い」ボタンをクリックし、ページ下部までスクロールすると契約したいサーバーと契約期間を選択できます。

料金のお支払い手続き
料金のお支払いによる更新手続きが可能なご契約を表示しています。
お支払い手続きをご希望の項目にチェックを付け、表下より更新期間を選択し、「お支払い手続きへ進む」ボタンをクリックしてください。
請求情報が発行されますので、該当の請求に対して料金をお支払いください。
※クレジット決済を選択された場合は、お支払い完了画面で決済処理が完了するため請求情報が発行されません。

Sxerverレンタルサーバー
サーバーID xs1234567
プラン スタンダード
サーバー番号 12345678
利用期限 2023/07/01 期限間近

契約期間を選択してください。
12か月
お支払い合計13,200円
サーバー料金が3ヶ月契約よりトータル2,640円お得!

お支払い手続きへ進む
出典:エックスサーバー

独自ドメイン永久無料特典は、

  • スタンダードプラン以上かつ12ヶ月以上の契約期間
  • 自動更新設定を有効にする(支払いが済んだ時点で自動更新になっていました)

が条件になりますので注意してください。

支払いをして、サーバーの契約は完了です。

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3. 独自ドメイン永久無料特典の申請をする

サーバー契約をして条件を満たしていたら、トップページ左にある「各種特典お申し込み」に「独自ドメイン永久無料特典」が表示されるようになります。

表示されない時は?
  • スタンダードプラン以上かつ12ヶ月以上で契約をした
  • 自動更新設定が有効になっている(トップページのサーバー欄に自動更新のマークがある)

条件を満たしているか確認してみてください。

独自ドメイン永久無料特典
対象ドメイン
.com/.net/.org/.info/.biz/.xyz/.link/.click/.blog/.online/.site/

プレミアム・ビジネスプランならJPドメインも選択可能
.jp/.co.jp*/.or.jp*/.ne.jp*/.gr.jp*/
※プレミアムは対象外となります。
※新規取得の際、取得条件があります。

無料提供期間
サーバー契約が有効である限り

対象区分
新規/移管
※当社でご契約中のドメインにも対応しています。

取得可能数
取得対象ドメインよりいずれか1個

この特典を使用する
出典:エックスサーバー

「独自ドメイン永久無料特典」を利用する時は、区分とドメイン名は以下の通りに設定してください。

区分移管申請
ドメイン名移管させたい独自ドメインを入力

ドメイン名を入力すると検索がかかり、取得可能なものが表示されます。

独自ドメイン永久無料特典取得申請

区分
○新規取得
◉移管申請

ドメイン名
www. satoblog com
検索する

検索結果
ドメイン名の取得状況です。取得可能なものからお選びください。
◉satoblog.com 取得できます
出典:エックスサーバー

移管させたい独自ドメインで間違いなければ、選択した独自ドメインの取得申請をしてください。

申請が完了し、トップページのドメイン欄に「独自ドメイン永久無料特典」というステータスが表示されたらOKです。

ドメイン

ドメイン名 satoblog.com
独自ドメイン永久無料特典 通常

移管申請
出典:エックスサーバー

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4. 独自ドメインの移管申請をする

次に、独自ドメインの移管申請を行います。

ここは重要かつ大変なところです。一緒に頑張りましょう。

移管申請には認証鍵(ArthCode・オースコード)が必要になります。

認証鍵とは

サーバー移転時などに、不正なドメイン移管が行われることを防ぐ目的で発行されるもの。

その認証鍵を取得して移管申請をするためには、以下の事前準備が必要です。

  1. 移管元(mixhost)のレジストラロックを無効化する
  2. 移管元(mixhost)のWhois情報公開代行のドメインアドオンを無効化する
  3. 認証鍵(ArthCode・オースコード)を取得する

こちらを順番通りに行わないと移管申請が失敗します。

一回で移管申請を通らせるために、事前準備をしっかり行って移管申請をしましょう。

レジストラロックとドメインアドオンを無効化しなくても認証鍵を取得できますが、その代わりに移管申請が失敗します。

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4-1. 移管元(mixhost)のレジストラロックを無効化する

レジストラロックとは

サーバー移転時などに、不正なドメイン移管が行われることを防ぐために設定されるもの。

認証鍵をそのまま入力して申請しても移管に失敗するため、レジストラロックを無効化する必要があります。

\こうなります/

移管申請
移管申請に失敗しました
レジストラロックが解除されていない可能性があります。
お手数ですが移管元ドメイン管理会社にてレジストラロックを解除していただき、
改めて移管申請を行っていただきますようお願いいたします。
出典:エックスサーバー

移管元(mixhost)のレジストラロックを解除する方法は、以下の順番で行うことができます。

  1. mixhostにログインする
  2. mixhostのヘッダーメニューにあるドメインから「マイドメイン」を選択する
  3. 移管したいドメインの右にあるスパナアイコンを押す
  4. 移管したいドメインの管理画面が表示される
  5. 管理画面の左にある一覧の中から「レジストラロック」を押す
  6. レジストラロックを有効から無効に変更する

まだmixhostのページを消さないでください!

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4-2. 移管元(mixhost)のWhois情報公開代行のドメインアドオンを無効化する

Whois情報公開代行のドメインアドオンとは

Whoisに掲載される個人情報を移管元の情報に代えて公開することで、契約者のプライバシーを守る機能

Whois情報公開代行のドメインアドオンを無効化しないと、移管申請後に届く「トランスファー申請に関する確認のご連絡」が届かない可能性があり、移管申請に失敗します。

mixhostのドメイン管理画面の左にある一覧の中から「アドオン」を押してください。

ページを削除してしまった場合は、以下の順番でページに辿り着けます。
  1. mixhostにログインする
  2. mixhostのヘッダーメニューにあるドメインから「マイドメイン」を選択する
  3. 移管したいドメインの右にあるスパナアイコンを押す
  4. 移管したいドメインの管理画面が表示される
  5. 管理画面の左にある一覧の中から「アドオン」を押す

Whois情報公開代行のアドオンを無効にして終了です。

まだmixhostのページを消さないでください!

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4-3. 認証鍵(ArthCode・オースコード)を取得する

  1. 移管元(mixhost)のレジストラロックを無効化する
  2. 移管元(mixhost)のWhois情報公開代行のドメインアドオンを無効化する

上記2つの無効化を行ってやっと認証鍵(ArthCode・オースコード)を取得できます。

mixhostのドメイン管理画面の左にある一覧の中から「EPP CODE(Arth Code)を取得する」を押してください。

ページを削除してしまった場合は、以下の順番でページに辿り着けます。
  1. mixhostにログインする
  2. mixhostのヘッダーメニューにあるドメインから「マイドメイン」を選択する
  3. 移管したいドメインの右にあるスパナアイコンを押す
  4. 移管したいドメインの管理画面が表示される
  5. 管理画面の左にある一覧の中から「EPP CODE(Arth Code)を取得する」を押す

中央に黄色く囲われている文字列が認証鍵になります。

:(コンマ)後から!までコピーをしておいてください。

ここまでできたらmixhostはログアウトしてページを削除しても大丈夫です。

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4-4. 独自ドメインの移管申請〜移管完了まで

筆者の時は、移管申請をしてから移管が完了するまで丸1日かかりました。

時系列は以下の通りです。

金曜日昼12:00頃移管申請(1回目)
土曜日朝10:00頃移管失敗
土曜日昼14:00頃移管申請(2回目)
土曜日夜18:00頃トランスファー申請の承認
日曜日朝10:00頃移管成功

土日でも移管手続きは行われているようでした。

ただし、エックスサーバー公式では、

承認作業完了後、約1週間~10日程度で移管が完了します。

ドメイン移管申請 – Xserver Domain

との記載があるため、最大10日程度待つ心構えもしておきましょう。

それでは移管申請の手続きを始めます。

STEP
移管申請を行う

エックスサーバーのページに戻り、サーバーの中央にあるアドオンの「移管申請」ボタンをクリックします。

ドメイン

ドメイン名 satoblog.com
独自ドメイン永久無料特典 通常

移管申請
出典:エックスサーバー

mixhostで取得した認証鍵を入力し、移管申請を行ってください。

移管申請

ドメインの移管申請を行うことができます。
下記のフォームより、手続きをお進めください。

※下記ドメインの移管の際には、認証鍵をご入力ください。
com/net/org/biz/info/mobi/cn
認証鍵の取得および確認は、現在ドメインを管理されている管理会社までご確認ください。

ドメイン名 satoblog.com
認証鍵

確認画面へ進む
出典:エックスサーバー
STEP
移管したい独自ドメインの「トランスファー申請に関する」メールが届く

移管元(mixhost)と移管先(エックスサーバー)からそれぞれ「トランスファー申請に関する」ご案内・確認の連絡が届きます。

【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡
【重要】satoblog.comのトランスファー申請に関するご案内
satohelpblog

※「トランスファー申請に関する」メールが届かず、エックスサーバーから「ドメイン移管未完了のお知らせ」が届いた場合は【4-5.独自ドメイン移管ができなかった】へ。

メール本文には、トランスファー申請を承認するためのURLが貼られています。

2つとも承認ボタンを押して、後は移管が完了するまで待ちましょう。

mixhostのみトランスファー申請の承認処理が完了したメールが届きました。

STEP
独自ドメイン移管完了

エックスサーバーから「ドメイン移管完了のお知らせ」が届けばOKです。

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4-5. 独自ドメインの移管ができなかった

万一、エックスサーバーから「ドメイン移管未完了のお知らせ」が届いた時は、何らかの理由があり移管ができなかったことになります。

「satoblog.com」ドメインにつきまして移管申請をご対応いただいておりましたが、移管元に拒否された等の理由により移管が完了いたしませんでした。

大変お手数ではございますが、下記内容をご確認のうえ、再度移管申請をお進めくださいますようお願いいたします。
satohelpblog
考えられる理由
  • Whois情報公開代行のドメインアドオンを無効化していなかった[筆者はこれでした…]
  • Whoisに登録した情報とエックスサーバーで登録した情報(メールアドレスや氏名など)が一致しない

理由をつきとめて、再度移管申請を行いましょう。

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5. Whois代理公開設定をする

ドメインの移管作業が終わった後は、サーバー移転を行う前にWhois代理公開設定をしておきましょう。

必ずサーバー移転を行う前に設定をするべき?

絶対ではありません。

ただし、ドメイン移管のためにWhois情報公開代行のドメインアドオンを無効にしていると、個人情報が公開し続けることになります。

できるだけ早く設定するように心がけてください。

エックスサーバーのトップページの左にある「Whois初期値設定」をクリックします。

ページをスクロールすると空欄になっているWhois情報設定があるため、設定変更をしましょう。

Whois情報設定 設定変更
名(First Name)
姓(Last Name)
組織名(Organization)
国(Country)
郵便番号(Postal Code)
都道府県(State/Province)
市区町村(City)
丁名番地(Steet)
建物名等(Street)
メールアドレス(Email)
電話番号(Phone)
FAX(Fax)

<戻る
出典:エックスサーバー

設定変更は以下の手順で行います。

  1. 必要情報を英字表記で入力する
  2. 必要情報を入力し終えたら、確認画面へ進む
  3. 確認し終えたら、「メールアドレス有効性確認」手続きを行う
  4. 記入したメールアドレスに有効性確認メールが届いたら、認証作業を行う
  5. メールアドレスの有効性確認が完了したら、Whois情報を変更する

入力した情報が反映されていたらOKです。

「Whois情報を変更する」ボタンを押してもWhois情報が空欄だった時は?

再度必要情報を入力し、「Whois情報(初期値設定)を設定する」から変更し直してください。

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6. ドメイン設定で移管した独自ドメインを追加をする

現在サーバーパネルには初期ドメインが設定されていますが、WordPress簡単移行(サーバー移行)を行うためには移管した独自ドメインを設定しなければなりません。

まずは、エックスサーバーのサーバーパネルを開いてください。

サーバーパネルの開き方
  1. トップページの左にある「サーバー管理(サーバーパネル)」をクリックする
  2. サーバー選択のページが開く
  3. 契約したサーバーの「別ウィンドウで開く」もしくは「選択する」でサーバーパネルを開く

サーバーパネル内から、ドメインの「ドメイン設定」を押します。

ドメイン
>ドメイン設定
>サブドメイン設定
>DNSレコード設定
>SSL設定
>動作確認URL
出典:エックスサーバー

「ドメイン追加設定」から移管した独自ドメインを入力します。

ドメイン設定
独自ドメイン設定の追加、削除を行うことができます。追加したドメイン設定を利用して、メールアドレスやFTPアカウントを作成することができます。

>ドメイン設定一覧
>ドメイン設定追加

ドメイン名 satoblog.com
□無料独自SSLを利用する(推奨)
□高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする(推奨)
出典:エックスサーバー

ドメイン名を入力する欄の下にある

無料独自SSLを利用する(推奨)

高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする(推奨)

はチェックをつけた状態で独自ドメインを追加しましょう。

mixhostの時に設定したSSLがありますがチェックをつけたままで大丈夫ですか?

チェックをつけたままで問題ありません。

他社サーバーですでに運用中のサイトに対しても、エックスサーバー側で無料独自SSLを事前に設定することが可能です。

無料独自SSL設定 – Xserver レンタルサーバー

mixhostでSSL設定をしたサイトでも、エックスサーバーの無料独自SSLを設定できる方法を【7. 無料独自SSL設定をする】で説明しています。

ネームサーバーに関する注意表示は気にしなくても良い?

確認画面の下部に「ネームサーバーがエックスサーバー指定のものになっていません」と表示されていますが、サーバー移行後にネームサーバーを移行するので気にしなくて大丈夫です。

追加した独自ドメインが反映されるまで最大1時間かかります。追加した独自ドメインの「反映待ち」ステータスが消えるまでは、その他の作業はストップしてください。

ドメイン設定一覧から確認できますよ!

独自ドメインの追加が完了したらOKです。

無料独自SSL設定が成功している場合は【7.無料独自SSL設定をする】と飛ばして【8. WordPress簡単移行をする】の作業を行ってください。

無料独自SSL設定に失敗する例
  • mixhostを利用していた時に「Really Simple SSL」などのプラグインでサイトを既にhttps化している(SSL設定を行っている)

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7. 無料独自SSLの設定をする

独自ドメインの設定を行った時に無料独自SSL設定が失敗した場合は、再度無料独自SSL設定を行う必要があります。

>ドメイン設定一覧
>ドメイン設定追加

ドメイン設定の追加を完了しました。設定内容は以下の通りです。

項目:設定
ドメイン名:satoblog.com
無料独自SSL設定
・無料独自SSLの設定に失敗しました
お手数ですが、再度「SSL設定」から無料独自SSLを設定してください。
出典:エックスサーバー

そこで、今回はmixhostで運用しているhttps化された(SSL設定済み)サイトに対して、エックスサーバーでも無料独自SSL設定を行います。

設定が複雑かつ時間がかかるため、個別で細かく解説した記事を用意しました!お手数をおかけしますが、下の記事を参考に設定してみてください。

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8. WordPress簡単移行をする

いよいよWordPress簡単移行(サーバー移行)を行います。

エックスサーバーのサーバーパネル内から、WordPressの「Wordpress簡単移行」を押します。

WordPress
>WordPress簡単インストール
>WordPress簡単移行
>WordPressセキュリティ設定
>WordPressテーマ管理
出典:エックスサーバー

「WordPress移行情報入力」タブを開き、以下の情報を入力してください。

WordPress簡単移行
移行元に設置されているWordPressのファイルとデータベースを、簡単な情報入力だけで自動的にコピーすることができます

>WordPress移行情報入力
○設定対象ドメイン[satoblog.com]
移行元URL https...
移行元WordPressのユーザー名
移行元WordPressのパスワード

URL https://satoblog.com/

確認画面へ進む
出典:エックスサーバー
移行元URL自サイトのURLを記入します。
httpとhttpsが選べるため、httpsを選んでください。
移行元WordPressのユーザー名普段WordPressにログインする際に入力するユーザー名を記入します。
移行元WordPressのパスワード普段WordPressにログインする際に入力するパスワードを記入します。

確認画面へ進み、内容に間違いなければ移行を開始してください。

WordPress簡単移行
移行元に設置されているWordPressのファイルとデータベースを、簡単な情報入力だけで自動的にコピーすることができます

>WordPress移行情報入力
○設定対象ドメイン[satoblog.com]
URL:https://satoblog.com/
移行ステータス データ移行完了(100%)

確認
出典:エックスサーバー

数分で移行が完了しました。

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8-1. プラグイン「Xserver Migrator」は削除しても問題ない?

エックスサーバーのWordPress簡単移行を利用すると、プラグインの一覧に「Xserver Migrator」が自動で追加されています。

Xserver Migrator
エックスサーバー株式会社が提供するレンタルサーバーサービス「エックスサーバー」「wpX Speed」の「WordPress簡単移行機能」専用のプラグインです。
出典:WordPress

こちらは、【9. ネームサーバーを変更する】まで全て終えた場合は、無効化・削除してOKです。

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9. ネームサーバーを変更する

最後にネームサーバーを変更します。

エックスサーバーのトップページから移管したドメイン名をクリックします。

ドメイン

ドメイン名
satoblog.com
出典:エックスサーバー

ページ下部までスクロールするとネームサーバー設定の欄がありますので、「設定変更」を押してください。

ネームサーバー設定 設定変更
ドメイン適用先サービス その他のサービスで利用する
ネームサーバー1 NS1.MIXHOST.JP
ネームサーバー2 NS2.MIXHOST.JP
ネームサーバー3
ネームサーバー4
ネームサーバー5
出典:エックスサーバー

ドメイン適用先サービスを

「その他のサービスで利用する」から「Xserver レンタルサーバー」

ネームサーバーの設定を変更することができます。
ドメイン適用先のサービスを選択し「確認画面へ進む」ボタンをクリックしてください。

ドメイン適用先サービス
◉Xserverレンタルサーバー
○Xserver Business
○Xserver Domein
○Xserver Shop
○Xserver VPS
○その他のサービスで利用する
出典:エックスサーバー

に変更してください。

ネームサーバー設定 設定変更
ドメイン適用先サービス Xserverレンタルサーバー
ネームサーバー1 NS1.XSERVER.JP
ネームサーバー2 NS2.XSERVER.JP
ネームサーバー3 NS3.XSERVER.JP
ネームサーバー4 NS4.XSERVER.JP
ネームサーバー5 NS5.XSERVER.JP
出典:エックスサーバー

画像のように、

ネームサーバー1NS1.XSERVER.JP
ネームサーバー2NS2.XSERVER.JP
ネームサーバー3NS3.XSERVER.JP
ネームサーバー4NS4.XSERVER.JP
ネームサーバー5NS5.XSERVER.JP

と表示されていたらOKです。

お疲れ様でした!

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移行完了後に行うこと

ドメインやサーバーの移行や設定が完了したら、必ず

  • WordPressにログインできるかどうか
  • 自サイトに問題なくアクセスできるかどうか

を確認してください。

また、移行完了後だけでなく、1ヶ月ほどは不具合がないか定期的にチェックしてください。

様子をみて不具合が起こらなければ、次回更新までにmixhostを解約しましょう。

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mixhostを解約する

mixhostにログインし、契約しているレンタルサーバーをクリックします。

有効なサービス
契約中 レンタル〜サーバー(v3) - プレミアム
satoblog.com

左のメニューバーから解約申請を選びましょう。

アクション
・cPanelにログイン
・Webメールにログイン
・パスワードを変更
・プラン変更
・解約申請

キャンセルタイプは、特に問題なければ「直ちに解約する」を選択し、解約申請をします。

キャンセルタイプは直ちに解約する

解約申請が完了したらOKです。

このサービスは解約申請済みです。

mixhostは約2年お世話になりました。

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最後まで読んでくださりありがとうございます!

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