長い間・長年を表現する時に、「for a long time」を使うべきか「for many years」を使うべきか悩む時があります。
本記事では、長い間・長年「for a long time」と「for many years」の違いについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
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長い間・長年「for a long time」と「for many years」の違い

- 「for a long time」:長い期間という漠然とした「時間の長さ」に焦点が当たります。
- 「for many years」:具体的に何年もの間という「年数」に焦点が当たります。
同じ長い間・長年と訳すことができても、このようなニュアンスの違いがあります。
ただし、「for a long time」は2~3分といった短い時間であっても、話している当事者にとって「長い時間」と感じられるのであれば使うことができます。
例:長年あそこに住んでいました
I lived there for a long time.
「for a long time」は「そこに長い期間住んでいた」という時間的な長さが強調されます。
具体的な年数は問わず、話者の感覚として「ずいぶん長い間だった」というニュアンスです。
I lived there for many years.
対して、「for many years」は「そこに何年もの間住んでいた」という具体的な「年数」の長さが強調されます。
例えば、「10年、20年といった長い年月の間」という具体的な期間が念頭にあることが多いです。
基本的にどちらを使っても意味は通じますが、漠然とした時間の長さを言いたいなら「for a long time」 、具体的な年数の積み重ねを強調したいなら「for many years」が適しています。

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