英語を学習していると、なぜ「school」は建物なのに「the」がつかないんだろう?と疑問に思うことがあります。
本記事では、go to schoolにtheがつかないのはなぜ?施設と冠詞の関係についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
go to schoolにtheがつかないのはなぜ?施設と冠詞の関係とは?

学校や病院、教会といった特定の施設を本来の目的で使うなら冠詞(theなど)がつかない
というルールがあるからなんです。
その施設を「本来の目的」で使うなら「the」は不要
- 学校(school)
- 病院(hospital)
- 教会(church)
- 大学(college/university)
など、特定の目的のために存在する施設をその施設が持つ本来の目的のために利用する場合は、「a/an/the」といった冠詞や「my」などの所有格をつけません。
Go to school
学校に通う(目的:勉強をしに行く場所)
I go to school every day.
私は毎日学校に通っています。
学校という建物に通い、勉強するという本来の目的のために利用することを意味します。
Go to hospital
病院に行く(目的:治療をする場所)
She was injured, so she had to go to hospital.
彼女はけがをしたので、病院に行かなければなりませんでした。
病院で治療を受けるという本来の目的のために利用することを指します。
「特定の建物」または「本来の目的以外」で使うなら「the」が必要
一方で、以下のような場合には冠詞「a/an/the」や所有格(myなど)をつけます。
- 特定の建物を指したい時
- その施設本来の目的以外で利用する時
I went to the school to pick up my son.
私は子供を迎えにその学校に行きました。
「子供を迎えに行く」という行動は、学校が持つ「勉強する」という本来の目的とは異なるため、「the」が必要になります。
She went to the hospital to visit her friend.
彼女は友人を訪ねにその病院に行きました。
「友人を訪ねる」ことは、病院が持つ「治療を行う」という目的とは異なるため「the」がつきます。

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