疑問を投げかける時に使う「疑問文」「平叙疑問文」「付加疑問文」「間接疑問文」は、それぞれ形やニュアンスが異なります。
そのため、どのような時にどれを使えばいいか迷うことがありますよね。
本記事では、これら4つの疑問形の基本的な違いをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
疑問文・平叙疑問文・付加疑問文の違い

名前 | どういう時に使う? | 使い方 |
---|---|---|
疑問文 | ストレートに質問がしたい時 | 語順を変える |
平叙疑問文 | 驚きがあった時 相手の言ったことを確認したい時 | 通常の文(平叙文)の語順のままクエスチョンマークをつける |
付加疑問文 | 同意や確認したい時 念押しをしたい時 | 通常の文(平叙文) + 短い疑問文 |
間接疑問文 | 丁寧に質問がしたい時 | 疑問詞やif/whether節を組み込む |
「疑問文」と名前がつくだけでもこれだけのものがあります。
疑問文
疑問文は、最も一般的な質問の形です。
語順を変えて質問の形を作り、相手に情報をストレートに尋ねたい時に使います。
Are you a student?
あなたは学生ですか?
Does she like apples?
彼女はリンゴが好きですか?
また、文頭に疑問詞(What, Who,Where, When, Why, How)をつけることもあります。
What is this?
これは何ですか?
平叙疑問文
平叙疑問文は、通常の文(平叙文)の語順のまま、発音する時に語尾を上げて疑問文にする形です。
主に、驚いた時や相手の言ったことを再確認したい時などに使われます。
You are a student?
あなた学生なの?!
she likes apples?
彼女がリンゴ好きだって?!
付加疑問文
付加疑問文は、通常の文(平叙文)の後に短い疑問文(付加疑問)を付け加える形です。
- 相手に確認や同意を求める
- 念を押す
時に使います。
前の文が肯定形なら付加疑問は否定形に、前の文が否定形なら付加疑問は肯定形になります。
You are a student, aren’t you?
あなたは学生だよね?
She doesn’t like apples, does she?
彼女はリンゴが好きではないよね?
間接疑問文
間接疑問文は、通常の文(平叙文)の中に疑問詞やif/whether節(接続詞)を組み込む形です。
より丁寧な質問をしたい時や、質問の内容を直接的ではなく柔らかく伝えたい時に使われます。
Could you tell me if you are a student?
あなたが学生かどうか教えていただけますか?
Do you know if she likes apples?
彼女がリンゴ好きかどうか知っていますか?
I wonder what this is?
これは何なのかな?

最後まで読んでくださりありがとうございます!