出ていく・外出する「go out」と「leave」の違いとは?

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出ていく・外出する「go out」と「leave」の違いとは?

「出ていく」と訳されることが多い「go out」と「leave」ですが、使う場面を間違えると意図がうまく伝わらないことがあります。

本記事では、出ていく・外出する「go out」と「leave」の違いをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

contents

出ていく・外出する「go out」と「leave」の違い

  • 「go out」:外へ出て、楽しみ、そして戻ってくることも含まれる。「外へ出る」という行動に重点を置く。
  • 「leave」:ある場所から立ち去り、そして戻ってこないかもしれない。「その場所から離れる」という結果に重点を置く。

このようなニュアンスの違いがあるため、使い方には十分注意したいです。

go out

「go out」は後で戻ってくることを含んだ外出であることを示したい時に使います。

I’m going out now.
今、外出します。

この文は、家や職場から「外へ出る(でもしばらくしたら戻ってきます)」という行動を単純に示しています。

例えば、「ちょっと買い物に行ってくる」「友達と会ってくる」といった後で戻ってくることを含んだ外出のニュアンスがあります。

Let’s go out for dinner tonight.
今夜、夕食に出かけましょう。

「夕食を食べに外へ行く」という楽しい目的のための外出を提案しています。

この文も、食事が終われば家へ帰るのが想定されています。

leave

「leave」には、

  1. ある場所から「立ち去る」「出発する」
  2. 永続的な「離れる」

2つの意味合いがあります。

I’m leaving now.
今、出発します。/ここを立ち去ります。

現在いる場所から「出発する」「その場を離れる」という動作を表し、戻ってくるかどうかは分からないというニュアンスがあります。

例えば、仕事が終わって会社から帰る時や、友人の家から帰る時などに使われます。

He left the company last month.
彼は先月、会社を辞めました。

この場合は会社を「去った」ことを意味し、その会社に戻ってくることは想定されていません。

応用:電話口での対応「今外出中です」

電話口で「今外出中です」「今席を外しております」と伝えることがあります。

しかし、この時の表現に「go out」は使わない点に注意が必要です。

He is out now.
彼は今席を外しています。/外出中です。

「be out」を使って、電話の相手に「その人が現在オフィスや家といった場所を離れていて不在である」ことを伝えています。

もしここで「go out」を使ってしまうとどうなるのでしょうか?

He is going out now.
彼は今まさに外出するところです。

「go out」は今から外に出かける動作をしているという進行中の行動を表しています。

その場所にいないことを伝えたいのに、今まさに外に出るところですと伝えることになり、伝言ミスが発生してしまうのです。

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