日本語ではどちらも「聞く」と訳されることが多い「hear」と「listen」ですが、どちらを使えばいいか判断に悩むことがあります。
本記事では、聞く「hear」と「listen」の違いをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
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聞く「hear」と「listen」の違い

- 「hear」:無意識で、自然と「音が入ってくる」「聞こえる」
- 「listen」:意識的に、注意して「耳を傾ける」「聞こうとする」
このようなニュアンスの違いがあります。
hear
「hear」は、意識することなく耳に音が入ってくる「結果」に焦点が当たります。
I heard a dog barking.
犬が吠えている声が聞こえた。
この時、意識的に犬の鳴き声を探したわけではなく、たまたま耳に入ってきたことが伝わります。
listen
「listen」は音に意識を集中し、内容を理解しようとする「動作」や「行為」に焦点が当たります。
I listen to a dog barking.
犬が吠えるのを聞いている。
犬の吠え声に意識を集中し、その音を積極的に聞こうとしている状況を表します。
例えば、どんな風に吠えているのか、なぜ吠えているのかに注意を払うようなニュアンスです。

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