コメントでやりとりをせずに価格交渉ができる「希望価格を登録する」機能が本実装されました。
『希望価格を登録する』とは?どのようなことができる?
希望価格を登録するなら直接コメントがほしい…
購入者にとっては嬉しい反面、出品者にとっては頭を悩ませることが多い機能のように感じます。
そこで、本記事は
- 「希望価格を登録する」とは?
- 「希望価格を登録する」機能に関するQ&A
- 「希望価格を登録する」についての見解
この3つを具体的に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
本機能は日々アップデートや修正、改善が行われることが予想されます。お読みいただいた時点で内容が古い・認識を間違えている場合がございます。変更点があればすぐに本記事も更新するよう努めますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
「希望価格を登録する」とは?
いいねをしている商品に対して、自分自身の希望する購入価格を登録すると、希望価格まで値下げされた時に通知される仕組みです。
ただし、希望価格を登録しても
- 出品者が値下げするとは限らない
- 購入が確約されるものではない
ことに注意してください。
あくまで、出品者に「この価格なら買いたいと希望している人がいる」ことをお知らせするための機能です。
「アピールする」は、出品者からいいね!したユーザーだけにアプローチする機能です。「希望価格を登録する」機能は、ユーザーが出品者へアプローチをします。
「希望価格を登録する」機能に関するQ&A
本機能に関する利用方法や疑問点をいくつかまとめてみました。
希望価格の登録方法(購入者向け)
希望価格を登録する方法をご紹介します。
商品をいいね!し、いいね!一覧から商品の右端に「+希望価格」があることを確認して押します。
- 希望価格が表示される商品と表示されない商品の違いは?
-
1,000円以下の商品は希望価格のボタンが表示されません。
新しく修正されたようです。
希望価格は、
今まで(一律) | 現在(価格によって割引率が変動)NEW! |
---|---|
・10%OFF ・15%OFF ・20%OFF | ・5%OFF ・8%OFF/10%OFF ・10%OFF/15%OFF |
表示された3つの中から、希望する割引価格があれば選んでください。
「希望価格を登録しました」と表示が出たらOKです。
値下げされる様子がない時(購入者向け)
出品者側では、
- 出品者のおしらせ欄に「¥◯◯◯で商品を買いたいひとが◯名います」と通知
- 出品ページに「¥◯◯◯で買いたいひとが◯名います」「希望価格を◯名が登録中」と表示
があります。
出品者が「希望価格を登録する」に関するプッシュ通知やメルカリ内通知をOFFにしている場合は、上の通知や表示はありません。
詳しい状況は、次の見出し【「希望価格を登録する」の通知や機能をオフにする方法(出品者向け)】で説明しています。
万一、希望価格を登録しても値下げされる様子がなければ、
- 通知自体はONにしており、気づいてはいるが無視(スルー)をしている
- 通知をOFFにしており、希望価格が登録されていることに気づいていない
どちらかの可能性があります。
どうしても値下げをしてほしい商品であれば、直接コメントで価格交渉をしましょう。
「希望価格を登録する」の機能や通知をオフにする方法(出品者向け)
「機能設定」にある「希望価格の登録のお知らせ」をオフにすることで、
- 出品者のおしらせ欄に希望価格が登録されたことを通知させない
- 出品ページに希望価格が登録されていることを表示させない
ようにすることができます。
出品者側には通知も表示もないので、希望価格が登録されているかどうかも分かりません。
いいね!した人が希望価格を登録させないようにする設定ではありませんが、実質「希望価格を登録する」機能がオフになっていると同等の効果があります。
《通知設定》
引用元 : 希望価格の登録 – メルカリ
- 「マイページ>お知らせ・機能設定>プッシュ通知」にある「希望価格の登録のお知らせ」より、ON/OFFの設定ができます。
※全ての通知をOFFにしたい場合は、「機能設定」の「希望価格の登録のお知らせ」より設定してください
※希望価格の登録自体をOFFにすることはできません
なお、「希望価格を登録する」プッシュ通知は
マイページの「お知らせ・機能設定」の「プッシュ通知」から【希望価格の登録】のカテゴリーをオフにする
ことで、プッシュ通知が届かないように設定できます。
誰が希望価格を登録しているか知る方法(出品者向け)
いいねをしている人の中の誰かではありますが、残念ながら特定することはできません。
ただし、
- 1人しかいいねをしていない
- いいねの通知と『希望価格の登録』通知が届いた時間が近い
場合は、断定はできませんが希望価格を登録した人が分かります。
もし希望価格の登録に不快を感じている場合は、いいねから辿ってブロックするという手段はあります。
「希望価格を登録する」についての見解
「希望価格を登録する」がテスト実装から本実装された結果、
- 1,000円以下は登録できず、1,000円以上の商品は価格によって割引率が変動する(今までは価格問わず一律10,15,20%だった)
- 通知や表示をオフにできる(実質機能をオフにしているのと同等)
ことで、出品者の不満が解消されるようなアップデートや改善が行われています。
ただし、前者は、テスト実装の頃から
maxの20%でしか登録されない上に、値下げしても誰も買ってくれなかった!
という声が多かったため、本実装で割引率が変動し、かつ低くなったものの、出品者の中では値下げしても買ってもらえるか分からない不安は拭えない気がします。
また、後者は、サイレント追加のため通知や表示がなくなる機能をオフにできることを知らない人がいます。
「希望価格を登録する」機能を必要としていない人が全員通知をオフにするまでは、本機能の不満は完全になくならないでしょう。
しかし、たとえば
- 売れなくて困っている商品A(出品者)
- 商品Aがもう少し安ければ購入したいが、コメントで値引き交渉はしたくない(購入者)
という事情であれば、「希望価格を登録する」機能を利用してもらえることに出品者としては恩恵があるはずです。
せっかくの新機能ですので、うまく活用したいところですね。
個人的には、出品者・購入者両方にメリットがある「オファー」機能の復活の方が嬉しいなと感じました。
既に終了したサービスで、商品ページから希望の価格をオファーし、出品者がその価格に承諾すると取引が成立するものです。(「希望価格を登録する」は、値下げしても取引成立しません。)
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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