飛行機や列車、劇場などで自分の座席番号を伝えたい時、「1A seat」と「seat 1A」のどちらが正しいのか迷ったことはありませんか?
日本語の感覚だと「1Aの席」となりがちですが、英語では座席番号の伝え方に決まった語順があります。

本記事では、座席番号を正しく伝えるための英語表現についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
英語で座席番号を伝える時は「1A seat」?「seat 1A」?

正しい語順は「seat + 番号」です。つまり、「seat 1A」や「seat 2B」のように表現します。
ここで「1A seat」と言うと、別の意味で伝わってしまいます。
- 「seat 1A」:1A番の席という特定の座席番号
- 「1A seat」:1Aという種類の座席(座席のタイプやモデル)
このように意味が異なるのです。
seat + 番号「seat 1A」
Excuse me, is this seat 1A?
すみません、ここは1A番の席ですか?
「seat + 番号」の語順で、「〜番の席」という表現になります。
日本語とは語順が逆になりますが、英語ではこのように言うのがルールです。
番号 + seat「1A seat」
We’re looking for a 1A seat design.
私たちは1A型(モデル・タイプ)のデザインをした席を探しています。
もし「1A seat」と言ってしまうと「1A型モデルの座席」や「1A型タイプの座席」といった座席の種類や形状を説明することになります。
もし、「window seat」(窓側の席)や「aisle seat」(通路側の席)のように、座席のタイプを言う場合には「タイプ + seat」の語順を使うことは可能です。
しかし、具体的な座席番号を伝える際にはこの語順は使わず、「seat + 番号」で伝えるようにしましょう。

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