値下げ交渉のコメントがついた時に、上手く相手とやり取りできるか不安になることがあります。

値下げコメントへどのように返答したら良いか分からない…



値下げ交渉でトラブルが起きたから対処法が知りたい!
円満に値下げ交渉のやり取りができれば良いのですが、相手の出方によってトラブルに発展しかねません。
そのためには、冷静に対応できるよう様々な対応方法を知っておきたいところです。
そこで、本記事は
- 値下げ交渉のコメントへの返し方
- 値下げ交渉のコメントでトラブルが起こる原因と対処法
この2つを具体的に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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値下げ交渉のコメントへの返し方


値下げコメントの内容が、以下のどれに当てはまるか確認してみてください。
- 希望の価格を提示している 「◯◯円までお値下げ可能でしょうか?」
- 希望の価格を提示していない 「こちらの商品が欲しいですが値下げできますか?」
- 値下げ交渉の断り方
希望する価格を提示している時
希望価格でOKの時とNGの時に分けてみました。
提示された価格でOK
先に相手の希望額まで下げてから、コメントへ返信をしましょう。
値下げ交渉をしている時点で購入意欲が高いため、コメントに返信しなくても価格変更直後に購入してくださることがあります。
ただし、コメントを待っている可能性もあるため、価格変更をしたらコメントも入れておきましょう。
返答の例文を用意しました。



購入を考えていますが、1,000円で譲っていただけませんか?
そちらの価格で大丈夫です!価格変更しましたので、ご購入よろしくお願いします。
提示された価格では値下げNG
値下げを断るか、自分が納得できる価格を提示しましょう。
価格を提示してくださるだけでもありがたいですが、驚くような価格を提示されることもあります。
少しでも不安に思った時は、潔く値下げを断るか、許容範囲内の価格をこちらから提示しましょう。



値下げ交渉を断っても、出品を続けていたらそのままの価格で購入してくださることもありますよ!
返答の例文を用意しました。



購入を考えています。1,500円を1,000円で譲っていただけませんか?
- (お気持ち程度ですが、)1,200円でしたら可能です。いかがでしょうか?
- 1,200円までなら値下げができます。1,200円に変更しましたので、こちらの価格で宜しければご購入ください。
- すみませんが、そちらの価格ではお譲りできません。
2. のように、自分の許容できる価格に変更してからコメントに返信する方法もあります。
希望する価格を提示していない時
自分から希望価格を提示するか、購入希望者に値下げ希望価格を聞きましょう。



ちなみに、メルカリでは「コメント失礼いたします。購入を考えているのですが、こちらの商品はお値下げ可能でしょうか?」とデフォルト文が用意されています。
値下げコメント内に価格が書いていないということは、
- 自ら価格を言うのは失礼になるのではと思っている
- 希望価格はあるが、出品者が希望価格よりも低い価格を提示してくれるかもしれないという期待がある
- とりあえず今の価格よりも下がれば何円でも良い
と、購入希望者が出品者の出方を伺っている状態です。
購入希望者に希望価格を聞き直すとコメントが返ってこなくなる可能性があるため、できるだけ自分の希望価格をしっかり伝えましょう。
価格が決まらない場合は、値下げ価格の相場(設定価格の1割程度)を伝えるのが無難です。
それでは、返答の例文を用意しました。



購入を考えていますが、値下げは可能でしょうか?
- 1,500円までなら値下げ可能です。
- 具体的な希望価格を教えていただけないでしょうか?
コメント返答後、さらにコメントが続いたらラッキーです。
- では、その価格でお願いします。
- ◯◯円を希望しています。
- その間をとって◯◯円はダメですか?
- 検討させてください。
- その価格でしたら辞退します。
交渉成立であれば値段変更、不成立であれば丁寧に返信して対応を終えてください。
値下げ交渉の断り方
値下げ交渉を断る時は、必ず理由を添えて返信をしましょう。
単に「値下げできません。すみません。」で終わらせるのではなく、理由を添えて断ることで、理由に納得した購入希望者が値下げせずに購入してもらえる可能性があります。
以下の理由で当てはまるものがあればしっかりと伝えてみましょう。
- 値下げ自体を受けていない
- 文章の雰囲気から不安に感じた
- 相場の価格で出している
- 自分の許容範囲外の金額
- 出品したばかり
- 送料が高く、利益がほぼない(送料が分かる場合は送料も伝えましょう)
- 送料手数料込みで定価よりも安い(商品の定価が分かる場合は定価も伝えましょう)
- 最低価格(300円)だからこれ以上は値下げができない
返答の定型文を用意しました。(理由を記載)の部分は各自で入れてください。



購入したいのですが、値下げできますか?
すみませんが、(理由を記載)ため、値下げはできません。
値下げ交渉のコメントでトラブルが起こる原因と対処法


値下げ交渉は、必ずしも順調にやり取りできるものではありません。
- 値下げ交渉後、相手から返信がない・無視された・買わない(コメ逃げなど)
- 値下げ交渉中に誰かが横取りした
- 値下げ交渉中に割り込みコメントが入った
- 値下げ交渉のコメントの無言で削除したい
- 値下げ交渉のコメントをした人をブロックしたい
上記のようなトラブルが起きた時の原因と対処法を紹介します。
値下げ交渉後、相手から返信がない・無視された・買わない(コメ逃げなど)
返信がない・買わないことに対して、気にしない心を持ちましょう。
本当は「検討します」「辞退します」一言でも良いから返してほしいところですが、返信がないことは結構あります。
返信がないことを毎回気にしているとストレスが溜まるため、”よくあること”として流しましょう。



では、値下げ交渉後に相手が返信しない・買わない場合は、いつまで待てば良い?
返信に気づいていないことも考慮して、少なくとも1日(24時間)は待ちましょう。
それでも返信・購入がなければ、その一連のコメントは無言で削除しても問題ありません。
何か返信したい時のために、例文も用意してみました。
値下げ交渉のコメントから1日経過しても反応がありませんでしたので、コメントは削除させていただきます。(値段変更もしていた場合は)値段も元に戻します。ご了承ください。
値下げ交渉中に誰かが横取りした
値下げ交渉のコメントをした人ではなく、購入した人と取引をしてください。
金額を下げたタイミングを狙っていたかのように、先に購入手続きしてしまう人がいます。
ただし、値下げ交渉をした人のために購入された商品をキャンセルする必要はありません。
購入した人と取引をする「即購入」が大前提だからです。
横取りされた購入希望者から「その人との取引をキャンセルして自分と取引してください!」と言われた時は、丁寧にお断りしましょう。
お客さま独自のルールにより取引を放棄したりキャンセルを強要すること
引用元:取引における迷惑行為について – メルカリ
メルカリでは最初に購入した方と取引をする仕組みです。独自ルールの取引についてはこちらもご覧ください。



お断りの文を考えてみました。
すみませんが、(相手の名前)様の独自ルールで始まってしまった取引をキャンセルすることは迷惑行為にあたるので、(相手の名前)様とお取引することはできません。ご理解のほど、よろしくお願いします。
- 横取りされたくない場合は?
-
値下げ交渉が成立し、値段変更をする前に専用出品にする方法はあります。
専用出品にしても横取りされる可能性はありますが、他の人が購入する時の抑止力になります。
- 横取りされたから悪い評価を付けてもいい?
-
取引自体に問題がないのであれば、悪い評価をつけるべきではありません。
横取りを理由に悪い評価をつけても、不当評価と判断される可能性があります。
あわせて読みたいメルカリで不当評価(悪い評価)を非表示にする方法 取引終了後、評価を確認すると不当評価(悪い評価、残念だった)が付いていたことはありませんか? この悪い評価って削除することはできる? 不当評価を非表示にする手…
値下げ交渉中に割り込みコメントが入った
自分の気持ちや都合で自由に取引する人を決めて構いません。
最初の値下げコメントに割り込みをする形で、新しい購入希望者が現れることがありますが、コメント順=購入順ではありません。
- 最初に値下げコメントをした人と取引をする
- 好条件の人と取引をする
- 最初の値下げコメントをした人が○時間以内に返事(もしくは購入)をしなかったときは、次にコメントをした人と取引をする
- 即購入した人と取引をする
どの方法にするかはあなたの自由です。
万一、新しいコメントがあれば、以下のように返信して対応してみてください。



最初のコメントの方が購入されないようでしたら私が2,000円で購入したいです。大丈夫ですか?
(購入希望2人目の名前)様
値段は変更してありますので、ご購入いただいて大丈夫です。よろしくお願いします。
値下げ交渉のコメントの無言削除
無言で削除するより、一言お断りの返事を入れてから静かに消しましょう。
無言で削除すると逆上して嫌がらせをする人がいます。
コメントに返信して、相手がコメントを読んだタイミングを見計らって静かにコメントを削除しましょう。



もちろん、内容が値下げ交渉でもデリカシーのないものは、無言で削除して大丈夫です。
値下げ交渉のコメントをした人をブロックする
怖い思いをした時に、最終手段としてブロックを利用してください。
値下げ交渉のコメントの中でも、
- 不安になるような内容(例:「値下げして」「高すぎますよ」)
- コメントの催促(例:「(数分おきに)早く値下げしてください!」)
など取引をした時にトラブルに発展しそうに感じた場合は、恐れずにブロックしてください。
ブロックまではしたくない人は、返信をする前にコメントをくれた人のプロフィールや評価を確認しましょう。
それでも不安や不信感があるときは、丁寧に値下げを断ってください。



もし、ブロックするのを忘れて削除してしまった場合は、いいねから辿れるかもしれません。





まずは基本の型となる返答方法を覚えて、その後はトライアンドエラーを繰り返して値下げ交渉に慣れていきましょう。



最後まで読んでくださりありがとうございます!
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