ゆうパケットポストは、ゆうパケットの厚さ3cmで困っていた人にとって嬉しいサービスではないでしょうか。
ゆうパケットポストの詳細やメリット・デメリットが知りたい!
送り方を教えてほしい!
そこで、本記事は
- ゆうパケットポストとは?
- ゆうパケットポストシールの概要
- ゆうパケットポストの送り方
を具体的に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
今回は専用箱ではなく、”発送用シール”を中心に紹介しています。
ゆうパケットポストとは?
ゆうパケットポストは、日本郵便がフリマサイトやオークションサイト向けに提供するサービスの1つです。
”郵便ポストで、いつでも・どこでも・かんたん発送!”のキャッチコピー通り、専用の箱もしくはシールを購入するだけで気軽に利用できます。
はじめは、従来使われてきたゆうパケット(対面発送)との比較しながら、ゆうパケットポストの特徴を簡単に説明いたします。
ゆうパケット(対面発送)と比較
ゆうパケットポスト | ゆうパケット(対面発送) | |
---|---|---|
最大サイズ | 3辺合計60cm以内 長辺34cm以内 | 3辺合計60cm以内 長辺34cm以内 |
厚さ | ポストに投函できればOK(通常のポストは約4cm幅) | 3cm以内 |
重さ | 2kg以内 | 1kg以内 |
送料(別途シール・箱代) | メルカリ:215円 ラクマ:175円 paypayフリマ:175円 | メルカリ:230円 ラクマ:180円 paypayフリマ:175円 |
専用シール・箱 | 必要 | 不要 |
受付方法 | ポスト投函 | 郵便局の窓口 |
荷物の受付時間 | 荷物引受まで最短で3~5時間後 回収日時によっては数日後に引受 | その場で受付、反映まで遅くても1~2時間以内 |
匿名機能 | あり | あり |
サイズオーバー | 規定外として返送 | スケールや目視で確認後、サイズオーバーはその場で返却 |
時間指定 | 不可 | 不可 |
万一、ゆうパケットとゆうパケットポストどちらを使用するか悩んだ時は、以下を基準に選んでみてください。
迅速な引受よりも厚さ重視、近くのポストから発送したい | ゆうパケットポスト |
発送の手軽さよりも局員へ手渡しできる安心感、引受までの速さ重視 | ゆうパケット |
それでは、ゆうパケットポストのメリットとデメリットを深く掘り下げましょう。
メリット:ポストに投函できる厚さならOK
発送用シールは、郵便ポストに投函できれば厚さに制限がありません。
商品の厚さ | 投函しやすさ |
---|---|
3cm | ◎ |
4cm(投函口の幅の目安) | ・投函口に当たるものの投函はできる ・最大サイズギリギリの商品は投函中に奥行きの問題で引っかかる可能性あり |
5cm | 投函できないことはないがおすすめはしない |
厚さ5cm以上の商品を無理やり投函しようと試みると、外装が破れ、商品が損傷する危険性があります。
厚みがある商品をポストに投函したい時は、外袋を宅配ビニール袋にしてみてはいかがでしょうか。
膨らみを抑えやすく、表面もツルツルしているのでポストにスルッと入りますよ!
厚さ5cm以上の商品をなんとかポストで送りたい時は?7cmの投函口ありますよね?
注意点:新型郵便ポストの7cmの投函口への投函はできない
設置台数は少ないですが、7cmの投函口があるポストが存在します。
しかし、ゆうパケットポストの商品を新型郵便ポストの7cm幅の投函口に入れることはできません。
厚さ7cm以内の郵便物等が投函可能な大型投函口郵便ポストをご利用の場合で、同ポストの正面に向かって右側の投函口に投函されている。
引用元:ゆうパケットポストとしてお取り扱いできないケース – 日本郵便
7cm幅の投函口があるポストを利用する時は、ゆうパケットポストの商品を、左の通常の投函口に入れてください。もし、7cm幅の投函口(右)の方にゆうパケットポストの商品が入っていた時は、ゆうパケットポストとしてお取り扱いはできません。
7cm幅の投函口は、定形外郵便物やレターパックプラスなどの大型郵便物を投函するためのものです。
新型郵便ポストから発送する時は、左の通常の投函口から入れてください。
Q 7cm幅の投函口に入れてしまった時は?
- ポストに記載されている連絡先へ電話をする
- 目の前に郵便局があれば、窓口の局員に事情を話す
どちらかで対処し、指示に従ってください。
そのままにしておくと、ゆうパケットポストとして認められず返送される可能性があります。
厚さが5cm以上になる時は、潔くゆうパケットプラスやゆうパックを利用してください。
万一投函できたとしても、3辺合計60cm以内、長辺34cm以内をクリアしなければサイズオーバー(規定外)として返送されることになります。
デメリット:引受までに時間がかかる
ゆうパケット(対面)とは異なり、投函したポストによって引受に時間がかかることがあります。
投函前に、必ずポストに記載されている収集時刻を確認してください。
- 収集時間外
- 休日や長期休暇(お盆や年末年始)
- 購入者が発送や到着を急いでいる
- 郵便物の集荷状況が気になる
時は、ゆうパケットポストからゆうパケットに切り替え、郵便局の窓口に持って行くことをおすすめします。
購入者には「ポストに投函したので集荷に時間がかかるかもしれません。ご了承ください。」と伝えておきましょう。
ゆうパケットポストシールの概要
商品名 | ゆうパケットポスト 発送用シール |
価格 | 10枚入り75円(税込) 20枚入り100円(税込) ※ダイソーは20枚入り110円(税込) |
内容量 | 10枚もしくは20枚 |
外装指定 | なし(基本的にどのような外装に使用してもOKです。) |
再利用 | 不可 |
発送用シールは、専用箱(1枚65円)よりも単価が安い点がメリットです。
では、1枚当たりの値段はいくらになるのでしょうか?
販売店舗 | 1枚当たりの値段 |
---|---|
郵便局・メルカリストア | 5円/1枚(20枚入り) |
ダイソー | 5.5円/1枚(20枚入り) |
ローソン・イトーヨーカドー | 7.5円/1枚(10枚入り) |
郵便局とメルカリストアで購入すると、シール1枚につき最安値の5円で利用できます。
メルカリストアでは発送用シールだけ購入すると別途送料がかかります。
発送用シールの販売店舗
- 郵便局
- ローソン
- ダイソー(100円均一)
- メルカリストア
- イトーヨーカードー
なお、店舗によって枚数が異なるため注意してください。
枚数 | 販売店舗 |
---|---|
10枚入り | ローソン、イトーヨーカドー |
20枚入り | 郵便局、ダイソー、メルカリストア |
専用箱と発送用シールで悩む時
1枚65円もする専用箱に何かメリットはある?
- ゆうパケットポストを使う頻度が少なく、10枚も20枚もシールはいらない
- 気軽にポストから投函したいが、サイズオーバーが気になる
時は、専用箱の使用をおすすめします。
ゆうパケットポストの送り方
ゆうパケットポスト(発送用シール)は、以下の4ステップで手続きができます。
- 発送用シールと梱包した商品を用意する
- 発送用シールを外装に貼る
- 発送用シールのQRコードを読み込む
- 商品をポストに投函し、発送完了ボタンを押す
各アプリで紹介されている手順と、筆者が紹介する手順が異なります(3と4が逆になります)。ご自身が間違えない方法であれば、どちらでも構いません。
Q 専用箱で発送したい時は?
それでは、画像付きで解説いたします。
発送用シールを外装に貼る
\今回はこちらの箱を使用しています/
「はがす」のところから上半分を剥がし、外装の中心に貼ります。
残った下半分の【ご依頼主様保管用】の控えは、取引が終わるまで残しておきましょう。
赤枠で囲った[memo]のところに商品名を記入しておくと、トラブルがあった時に対処がしやすいです。
次に、取引画面を開いてQRコードを読み取る作業を行います。
ここからは、ご自身が取引に使っているフリマアプリを選んでください。
メルカリで送る
ゆうパケットポストで発送するために、商品サイズと発送場所を適切に選ばなければなりません。
ゆうパケットポストを選び、次へ進みます。
郵便ポストしか選択できないため、そのまま完了するボタンを押してください。
内容(商品名やサイズ、発送場所、発送元、配送料)を確認して、2次元コードを読み取ってください。
QRコードが正しく読み取れていることを確認し、ポストに投函してください。
ポストに投函できたら「商品を投函したので、発送通知をする」ボタンを押しましょう。
取引画面に、送り状番号が表示されていればOKです。
筆者が大型郵便局の目の前のポストに投函してから、3~8時間で荷物が受付されました。
ラクマで送る
「サイズを選択してください」から「ゆうパケットポスト(A4厚さ3cm以内)」を選びます。
画面が切り替わったら、2次元コードを読み取ってください。
QRコードの読み取りが完了したら、商品をポストに投函します。
最後に「商品の発送通知をする」ボタンを押して終了です。
取引画面にお問い合わせ伝票番号、ポスト発送確認符号が表示されていればOKです。
筆者がポストに投函してから、4時間程度で荷物が受付されました。
paypayフリマで送る
「サイズ(必須)選択してください」のボタンを押し、一番上の「ゆうパケットポスト(専用箱/シール)」を選んでください。
内容(品名やサイズ、発送場所、発送元)を確認して、2次元コードを読み取りましょう。
ポスト投函後は、「ポストに投函したので、発送通知をする」ボタンを押して発送通知を送りましょう。
筆者が郵便局のポストに投函してから、2時間程度で荷物が受付されました。
トラブル:シールを貼り替えたい時
既にQRコードを読み込んでいた状態で、梱包材を変更したい時(例:箱→ビニール袋)は、
- 新しい発送用シールを貼る
- 丁寧に剥がし、新しい梱包材に貼り付け直す
ことで対処をしましょう。
以下の方法で、問題なくお届け先に到着しました。
両面テープは、隅々まで丁寧に貼ってください。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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