購入者が事前にキャンセルに同意していても、キャンセル申請後では同意してもらえず困惑してしまうことがあります。

キャンセル申請後に購入者が同意しなかった時はどのような対応をするべき?



キャンセル申請後でも同意したくない理由が知りたい。
というお悩みを解決するために、本記事では
- 購入者が申請に【同意しない】時の出品者の対応方法
- 購入者がキャンセル申請の返答で同意しなかった理由
上記の2点を詳しく紹介いたします。



その前に、購入者から連絡がなくてキャンセル申請ができない時は、こちらの記事をご覧ください。


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購入者がキャンセル申請に同意しないとどうなる?
事務局の判断を待つことになりますが、基本は取引が再開されます。



筆者も購入者がキャンセル申請後に同意せず、取引が再開したことがありました。当時は理由を聞くまで不安でした。
それでは、購入者がキャンセル申請後に同意しなかった時の流れを紹介いたします。
購入者がキャンセル申請後に同意しない時の対処法


購入者がキャンセル申請で【同意しない】を選択する場合は、
- まだ購入者が同意せず、【同意しない】理由も説明してくれる
- 特に理由に触れず【同意しない】を選択している
2パターンが存在します。



購入者がすでに【同意しない】を選択していた場合、取引メッセージを使うことができません。
そこで、
進んでください。
Step1 取引メッセージを送って購入者からの返信を待つ
キャンセル申請中のままであれば、
- 仕事中などの理由で、すぐに返答ができない
- キャンセル申請に返答することを知らない・気づいていない
可能性があります。
全ての可能性を考慮し、まずは取引メッセージを送りましょう。
こんにちは。キャンセル申請を行いましたが、(購入者名)様に届いておりますでしょうか?取引画面にキャンセル申請が表示されている場合は、お手数おかけしますが返答をお願い致します。(万が一【同意しない】場合は、選択する前に理由をメッセージで教えてください。)
そして、購入者から返信がないか確認してください。
理由 | 効果 |
---|---|
ポジティブな理由 (一度キャンセルに同意したがやはり欲しい等) | 購入者の方から「キャンセル申請に同意せず、取引を継続したいです。」と理由の説明があるはずです。取引再開まで待ちましょう。 |
ネガティブな理由 (納得できない等) | 「キャンセルに同意しませんでした」と返信があるとは限りません。取引が再開されたら、お互い納得するまで話し合いましょう。 |
Step2 事務局の結果を待つ
購入者が【同意しない】を選択した後は、
- 出品者は特にすることはありません。
- 購入者は問い合わせフォームから事務局に問い合わせをすることになります。
なお、事務局からの結果が出るまでは取引メッセージが使えません。
そして、メルカリ事務局は同意しなかった理由や取引メッセージでのやり取りをもとに、取引継続もしくは強制終了の判断を行うことになります。



筆者は、購入者が【同意しない】と選択をしてからちょうど1日で取引再開の通知が届きました。
Step3-1 取引が再開した場合
取引が再開した場合は、「キャンセル申請を取り下げました」という通知が届きます。


取引再開後は、いつも通りの取引を行いましょう。
Step3-2 取引が中止になった場合
取引メッセージでのやり取りや購入者の問い合わせ次第では、購入者が【同意しない】を選択していても取引が終了する可能性もあります。
取引が再開されなかったときは、気持ちを切り替えて新しい購入者を探しましょう。
キャンセル申請から取引再開までの流れ(筆者の体験談)



筆者が体験した時の流れを知りたいです。
ということで、大まかな流れを紹介しますね。



購入検討中に手が滑って購入してしまいました。キャンセル希望です。
購入者様からキャンセルの希望があり、筆者もキャンセルに同意します。



ご迷惑をおかけしてすみません。宜しくお願いします。
キャンセルの合意が取れたことから、キャンセル申請を行いました。
半日経ってもキャンセル申請の返答はなく、キャンセル申請中のままでした。
そこで、Step1で紹介した取引メッセージを送ります。



こんにちは。キャンセル申請を行いましたが、○○様に届いておりますでしょうか?取引画面にキャンセル申請が表示されている場合は、お手数おかけしますが返答をお願いいたします。
こちらのメッセージを送信してから数時間後に、購入者から返事がありました。



キャンセルを取り消して取引再開したいです。やはり欲しくなってしまいました。キャンセル申請の返答は、【同意しない】にして、取引が再開してもらえるように事務局に問い合わせをしてみます。
ということで、ポジティブな理由で安心しました。
了承し、取引再開を待ちます。
キャンセル申請の返答に同意しないを選択してから、ちょうど1日後に取引が再開されました。
結果、無事に良い評価で終えることができました。
購入者がキャンセル申請後に同意しない理由


では、なぜ購入者がキャンセル申請後でも【同意しない】を選択したいのでしょうか?
- ”やはり欲しい”などのポジティブな理由
- ”納得できない”などのネガティブな理由
のどちらかの理由が考えられます。
“やはり欲しい”などのポジティブな理由
キャンセル申請前にキャンセルの合意があったとしても、申請後にやはり欲しくなる購入者がいます。
このような理由であれば、取引継続をOKしましょう。
よほどのことがない限り、購入者は最後まで取引する意思が高いです。



筆者もこのような経験は初めてでしたが、取引を続けてもらえるのは有り難いです。
一度購入者からキャンセル希望があった以上、不安になってしまう出品者の気持ちは非常に分かります。
取引が終了するまでは気が抜けませんが、いつも通りの取引になるよう心がけましょう。



本取引はお互い良い評価で終えることができました!
“納得できない”などのネガティブな理由
購入者がキャンセル申請をネガティブな理由で【同意しない】を選択する理由は、
- 購入者が一度はキャンセルに同意したけれど、申請の時には同意したくないと思った
- 理由説明・事前合意なしに一方的にキャンセル申請をもらった
どちらかではないでしょうか。
理由説明・事前合意なしの一方的なキャンセル申請はやめましょう。
購入者が【同意しない】前に話し合いができることが望ましいですが、
- キャンセル完了通知が届かない
- 取引メッセージが使えない状態になっていた
ときは、購入者が既にキャンセル申請に対して【同意しない】を選択しています。
取引が再開された場合は、納得するまで話し合いましょう。評価が悪くなるおそれがあります。



ネガティブな理由で購入者から【同意しない】を選択されないように出品者は気をつけてください。
おわりに
購入者がキャンセル申請で【同意しない】ことは滅多にありません。
このような事態の対処法がメルカリの公式ガイドに記載がなく、当時は胃が痛かったです。
ただ、筆者のように購入者がポジティブな理由で取引を再開したいと思っている可能性があります。
その時は、本記事を参考に冷静かつ真摯に対応してくださいね。



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