日本郵便の追跡サービスが付いている郵便物や荷物の追跡画面に、「調査中」と表示されることがあります。
「調査中」とは、お届け先に届けるまでの間に、何らかの原因でお届けができない状態です。
「調査中」と表示されている理由は?
郵便物(または荷物)はどうなっている?郵便局に連絡するべき?
というお悩みを解決するために、本記事では
「調査中」になる詳しい理由と対処法
を、詳しく紹介いたします。
- 「調査中」と表示されていた時は積極的に追跡画面に表示されている郵便局へ問い合わせをするようにしてください。
- 自ら問い合わせをしないと「調査中」のまま動かないことがあり、気づいた時には差出人に返送されてしまいます。
- フリマ(メルカリやラクマ)を利用している場合は、事務局に問い合わせをすると調査中の原因を教えてもらえることがあります。
筆者の経験上、住所や氏名の確認・不備が1番多かったです。
- ゆうパケット
- ゆうパケットポスト
- ゆうパケットプラス
- クリックポスト
- 一般書留・現金書留
- レターパック
- EMS(国際郵便物)
ヤマト運輸の「調査中」であればこちらの記事へどうぞ!
「調査中」である原因と対処方法
「調査中」である原因は、以下の8つのうちのどれかに当てはまります。
※各章にジャンプすることができます
ただし、追跡画面には「調査中」と表示されるだけで、自分がどの理由に該当するかは追跡画面でわかりません。
そのために、
- 「調査中」の郵便物や荷物が到着した郵便局
- 郵便局のお客様サービス相談センター
- フリマアプリを利用している場合は事務局
に問い合わせをする必要があります。
郵便局のお客様サービス相談センターは有料のため、「調査中」の郵便物や荷物が到着した郵便局に電話する方法が1番良い方法だと思います。
携帯電話から問い合わせ可能です。
問い合わせ番号:0570-046-666(有料)
受付時間:
平日 8:00~21:00
土・日・休日 9:00~21:00
基本的に「調査中」の郵便物は、郵便局側が差出人(送り主)もしくは受取人に電話で確認をとるものです。
しかし、片方もしくは両方と電話が繋がらないなどの状況になれば、自ら問い合わせをしない限り「調査中」のまま動くことはありません。
追跡画面で「調査中」の文字を見かけた時は、早急に問い合わせを行ってください。
- 調査中のまま放置している(=郵便局に問い合わせをしない)とどうなる?
-
- あて所が不明のため
- 受取拒絶のため
- 保管期間切れのため
などを理由に、差出人に返送されることになります。
誤配送
誤配送とは、仕分け間違いで全く違う郵便局・中継先に郵便物や荷物が届くことです。
- 単純な仕分けミスである
- 他の郵便物とくっついてしまい、その郵便物と一緒に他の郵便局へ配送されてしまった
ことが考えられます。
- 到着(A郵便局)
- 調査中
- 転送
- 到着(B郵便局)
調査の結果が誤配送で、宛先に問題がなければ1,2日で配達されるはずです。
それでも届かない場合は、郵便局に再度問い合わせをしてみましょう。
住所や氏名の確認・不備
受取人の住所や氏名に問題があり、配達されないことで「調査中」表示になることがあります。
- 住所の記載ミス(例:番地が足りない、マンション名の間違いなど)
- 新しい住所が反映できておらず、前住所のままになっていた
- 受取人が転居届を出しておらず、住んでいる人がいないとして持ち戻り
- 表札が見つけられなかった
- 家自体見つけられなかった
- 海外から発送されたもので、ローマ字表記を間違えている
- 名前が旧姓のまま
- 名前が本名ではなくニックネーム
解決するためには、
- 差出人(自分)から郵便局へ問い合わせて正しい情報を伝える
- 受取人が郵便局に連絡するように伝える
どちらかの方法で対応してください。
- フリマアプリでの匿名取引です。出品者の自分が調査中の問い合わせをしたら「受取人の住所不備のため届けられない」と報告を受けました。相手の住所を知らなくて困っています。
-
受取人である取引相手(購入者)に取引メッセージを送りましょう。
こんにちは。お送りした荷物が調査中になっており、調査中の問い合わせをしたら「受取人の住所不備のため届けられない」と報告を受けました。お手数をおかけしますが、(購入者名)様から追跡画面に記載されている郵便局へ連絡していただいても宜しいでしょうか?
取引相手からメッセージが届かない・荷物のステータスが調査中から変わらない時は、フリマアプリの事務局に問い合わせをしましょう。
受取拒絶(受取拒否)
受取拒絶(受取拒否)は、相手が荷物の受け取りを拒むことです。
- 到着
- 調査中
- 差出人に返送(受取拒絶のため)
- 郵便局で郵便物や荷物を受け取る際に、身に覚えのない品だった・郵便物や荷物を受け取れない状況だった時は、その場で受取拒絶の手続きをする
- 郵便物や荷物が自宅に届いた時は、その郵便物や荷物に【受取拒絶の文字と印鑑での押印】を記載して、
- 郵便ポストへ投函
- 郵便配達員に渡す
- 郵便局に持ち込み、手続きをする
受け取る予定だった相手に、
- 受け取りを辞退した理由
- 自分が送った郵便物や荷物は届いているか?
の確認をしつつ、今後の対応を話し合ってください。
保管期間切れ
郵便物や荷物の保管期間(7日間もしくは10日間)を過ぎると、調査中になることがあります。
また、調査中のステータスが表示される前に【保管期間延長受付】のステータスの表示がある時も、保管期間切れによる調査中を疑ってください。
- 到着
- 保管期間延長受付
- 調査中
- 差出人に返送(保管期間切れのため)
保管期間が過ぎた郵便物や荷物は、差出人に返送されます。
ちなみに、保管期間が切れる前に返送を希望する場合は、
- 差出人が郵便局に問い合わせをする方法
- フリマアプリを利用している場合は、事務局が郵便局へ郵便物や荷物を返送するように依頼をしてもらう方法
があります。
破損・汚損
郵便物や荷物を輸送している段階で、外装が破損・汚損することがあります。
外装が破損・汚損していた場合は、届ける前に「このまま配達しても問題ないか」等を差出人(もしくは受取人)に伺う可能性が高いです。
もし、受け取った郵便物や荷物の中身に問題があったときは、
- 差出人
- 郵便局
- (フリマアプリの取引中であれば事務局)
へ連絡をして、中身の確認や補償について話し合いをしてください。
「はこぽす(PUDO)」に入らない・空きがない
商品の受け取りをはこぽす(PUDO)に選択している場合で、
- 商品のサイズがPUDOに入る大きさよりも大きい時
- 指定したPUDOに空きがない時
に、「調査中」と表示されます。
差出人から商品の状況に関するメッセージが届くはずです。
なお、商品のサイズがPUDOに入る大きさよりも大きい時は、郵便局に問い合わせをしても配達してもらえません。
一度商品が差出人に返送されることになります。
再度商品が発送されるまで2,3週間かかることになりますが、商品到着まで気長にお待ちください。
EMS(国際郵便)を利用した郵便物・荷物
EMSを利用して国際発送をした際に、「調査中」と表示されることがあります。
EMSを利用した郵便物や荷物に問題があると、基本は税関で止まることが多いです。
しかし、郵便物や荷物が郵便局管轄の間で「調査中」になった場合は、
上記の理由が考えられます。
追跡画面に表示されている郵便局へ問い合わせをしてください。
その他の原因(紛失など)
その他の原因により「調査中」と表示されることがあります。
紛失
荷物が届いていないにも関わらず、
- ステータスが既に「配達済み」になっている
- 送り主(特に店舗)から配達済みのメールが届いた
- 送り主から「配送業者が損傷や紛失をしたと連絡を受けた」とメールが届いた
- 郵便局側から「紛失した」との連絡がない
時は、紛失を疑いましょう。
早急に問い合わせをする必要があるため、「調査中」の荷物が到着していることが確認できる郵便局に荷物が届いていないことを説明してください。
おわりに
郵便局は追跡画面だけでは「調査中」の理由が分からないため、非常に不安になりますよね。
「調査中」の状態になったからといって、必ずしも郵便局から連絡がくるとは限りません。
「調査中」を放置しないように気をつけてください。
もし、メルカリの取引中で荷物が「調査中」のため受取評価ができないときは、自動評価の停止も検討しましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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